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予防歯科

予防の重要性

予防で一番重要な事は、『患者様方自身の毎日の歯磨き』です。予防に適した習慣とブラッシングの獲得を当院でバックアップしサポートしていきます。
定期検診で磨きの残しの部位をチェックし適切なアドバイスを提案します。また、歯石、着色を落とし、バイオフィルムと言われる細菌の層を取り除きます。
歯石やバイオフィルムは患者様方自身で取り除く事はできない上に、ザラザラ、ヌルヌルした部位を作りセルフケアを困難にしていきます。定期検診に来て頂き口腔内のメンテナンスをしていく事が大切です。

当院の予防歯科

新たな虫歯を作らせない、歯周病を進行させない事を目標に予防に取り組んでいきます。

定期健診について

定期健診でわかること

虫歯、歯周病の進行具合、セルフケアが適切に行われているかどうか、粘膜に起こる病気の早期発見など。

定期健診を行うメリット

定期健診でやることは?

歯垢の染め出し、歯周ポケットの検査、スケーリング、PMTCを行います。歯周病のリスクが高い方には唾液成分の検査なども実施します。

汚れの染め出し

しっかり歯磨きをしたつもりでも磨き残しはあるものです。一般的に歯磨きで落ちる汚れは60%程です。歯磨きが上手な人でも80%程なのです。
汚れを染め出しする事により、患者様に『気づき』を与えると伴にそれぞれに合ったアドバイスを提供します。

歯茎の検査

歯周ポケットの深さを測定し歯周病の進行具合をチェックします。定期検診毎にデータを取る事で、自覚症状の乏しい歯周病の状態を把握し患者様と共有します。
深い歯周ポケットは治療の対象になったり、歯磨きのポイントになってきます。

スケーリング

超音波の装置を使い歯石を取り除いていきます。また痛みが強い場合や汚れが取れない場合は手用の器具を併用していきます。

PMTCとは

PMTCとは『Professional Mechanical Tooth Cleaning』の略の事です。通常の歯磨きで落とせない汚れ、着色、バイオフィルムを歯科医師、歯科衛生士が専用の機器を使用して除去する事をいいます。処置後は爽快感があるという点も良い点ではありますが、一番のポイントはバイオフィルムを除去出来るという点です。
歯垢がつきにくい環境になり、口臭対策にもなります。爽快感があり、着色がとれ、歯垢も付着し難くピカピカになり、口臭対策にもなります。とても重要で基本的な処置なんです。

歯垢(プラーク)とは

いわゆる『歯の汚れ』です。1gあたり1000億個の細菌から構成されます。イメージできない数字だと思います。イメージしやすい表現でいうと、『重さの8割が細菌』。歯垢(プラーク)が口の中にとどまらず、体内でも悪さをします。虫歯や歯周病、口臭と数え切れない症状の原因になっています。

歯石とは

歯石とは、歯垢に唾液中のカルシウム成分などが沈着し固まったものです。元は歯垢で時間をかけて歯石になります。そして歯石の好ましくない点は表面がザラザラで歯垢が溜まりやすいという所です。歯石の表面に歯垢がたまるから、歯石は取らないといけないというイメージです。虫歯、歯周病、口臭の原因になります。

バイオフィルムとは

細菌同士が結合し、ヌメヌメした膜を表面に作ります。これをバイオフィルムと言います。歯垢(プラーク)が歯に付着する足場になります。歯磨きで除去が難しく、抗生物質などの薬剤にも耐性を持ちます。定期的にクリーニングして物理的に除去するのが大切になってきます。

定期健診に通うペース

セルフケアレベルと、虫歯歯周病のリスクにより一人ひとり異なります。患者様それぞれにあった予防法を提案していきます。